アドバイス

結婚式の撮影はカメラマンとの打ち合わせからすでに始まっている、というお話

結婚式の撮影はカメラマンとの打ち合わせから始まっている/結婚式カメラマン髙栁豪志
こんにちは!昨日の打ち合わせで新郎新婦さんと2時間半も話し込んできた結婚式カメラマンの髙栁豪志です!

結婚式の準備をしていれば、いろいろな業者の方たちと、たくさんの打ち合わせをしているかと思います。

同じように結婚式の撮影をしてくれるカメラマンとも絶対に会って打ち合わせするようにしてください!

 

ここは大事なので、もう一回言いますね!

 

結婚式の撮影をしてくれるカメラマンとも絶対に会って打ち合わせをするようにしてください!

 

もし、対面での打ち合わせをしてくれないようなカメラマンや撮影会社だった場合、結婚式の写真が仕上がった後に後悔する可能性が高いので、別のカメラマンや撮影業者に変更することをオススメします。

それはなぜかというと、実は結婚式の撮影はカメラマンとの打ち合わせからすでに始まっているからです。

続けて、その理由をお話ししたいと思います。

打ち合わせの目的はコミュニケーションをとるため

打ち合わせはカメラマンに撮影の要望を伝えるだけの場所ではありません。

業務上の打ち合わせであれば、メールやLINE、電話で十分です。

打ち合わせの一番の目的は新郎新婦さんとカメラマンが実際に会って、コミュニケーションを取ることでお互いの心の距離を近づけることです。

満足のいく写真を残すためのポイント

結婚式カメラマンがいい写真を撮るために大切なことはなんだと思いますか?

それは新郎新婦さんと心の距離を近づけ、仲良くなることです。

心の距離が近ければ近いほど、新郎新婦さんのカメラへ向ける表情がとても自然なものになります。

 

反対に結婚式当日に初めて会ったカメラマンに、普段友達に見せるような表情をすることは難しいですよね

高いカメラで撮ったわけでもなく、プロカメラマンのような技術もない友達のiPhoneで撮った写真のほうが良かったりするのは、その友人に向ける新郎新婦さんの表情が飾らず自然だからです。

でも、もし友達が結婚式を撮影するプロカメラマンだったら最高じゃないですか?

僕は友達のプロカメラマンとして、あなたの結婚式を素敵に撮影したいと思っています。

カメラマンと友達になりましょう

あらためて言いますね、打ち合わせの目的は新郎新婦さんとカメラマンがコミュニケーションをとること。

例えば、初めての人と会う場合、お互いに相手がどんな人なのかわからないので、コミュニケーションはさぐりさぐりになりますよね。

相手の話を聞いたり、自分の話をしたりして、お互いに相手のことを知っていく過程でだんだん心の距離が近づき仲良くなっていきます。

でも、それにはやっぱりある程度の時間が必要です。

それと同じで新郎新婦さんとカメラマンの間にもその仲良くなるための時間が必要なんです。

相手のことがわからなくて不安なのはカメラマンも同じ

新郎新婦さん目線の話はよくあるので、カメラマン目線の話もしてみます。

事前に打ち合わせをせずに結婚式を迎える新郎新婦さんは、当日どんなカメラマンが撮影に来てくれるのか不安だと思います。

でもそれは、カメラマンも同じで、どんな新郎新婦さんを撮影するのか事前にわかっていないのはとても不安なんです。

 

事前に新郎新婦さんの人間性やキャラクターがわかっていれば、ノリのいいカップルにはノリのいいポーズやテンションで撮影し、

写真が得意ではないカップルだったら、無理にポーズ写真は撮らずに、撮られていることを意識させない自然なところを撮影してあげるようにしたりと、

ノリやポーズ、カメラマンの立ち振る舞いまで、新郎新婦さんに合わせた撮影をすることができます。

また事前に撮影のシュミレーションをしたり、イメージを膨らませることもできるので、

結婚式当日は新郎新婦さんのことだけで、頭の中も気持ちのモチベーションも満たして撮影に臨むことができます。

カメラマンがそういう状態になれていれば、不安どころか結婚式当日が楽しみ過ぎてワクワクしてしまいます!

 

でも新郎新婦さんとカメラマンが結婚式当日に初めて会うことになったら、お互いが緊張していて、お互いのことをさぐり合う状態になるので、

事前に打ち合わせをして、お互いの心を通わせた状態に比べると、やはり距離感のある写真になってしまうように感じます。

SNSのアカウントがあったら見てもらいましょう

今、多くのプレ花嫁さんがInstagramを利用して、結婚式の準備の様子をアップしています。

最近ではInstagramを通じて撮影のご依頼をいただく機会がとても多くなっています。

そのため、プレ花嫁さんのInstagramを通して、結婚式へのこだわりや想いを感じたり、普段の様子に触れることで、カメラマンとしての想い入れがグッと高まり、より想いの込もった撮影へと繋がります。

 

まとめ

カメラマンと事前に打ち合わせをすることで、お互いの心の距離が近づき、それが写真の仕上がりに大きく影響することはわかっていただけましたか?

結婚式はプロのカメラマンに撮影してもらいます。

ではなく、

髙栁さんに結婚式を撮影してもらうのが楽しみ!

打ち合わせの後に、そんな風に思ってもらえたら、結婚式カメラマンとしては最高に嬉しいです。

お互いが撮影されることも、撮影することも楽しめる気持ちになっていれば、間違いなく喜んでいただける写真をお渡しできると思います。

その為にもぜひカメラマンと実際に会って打ち合わせをするようにしてください!

 

最後に昨日の打ち合わせで2時間半も話し込んでしまったお客様より、とても嬉しいメールをいただきましたので一部抜粋して紹介させていただきます。

昨日は打ち合わせありがとうございました!

あまりに気さくで話しやすいお人柄でしたので、ベラベラ話してしまい、失礼がなかったか心配です(/ _ ; )

本当に高栁さんに当日撮って頂くのが楽しみで、結婚式がより楽しみになったねと、主人とも話しておりました!!!

色々とアドバイス等もありがとうございました♪

こちらこそ、はしゃぎすぎてしまったー!とちょっと反省していましたので、撮影が楽しみになったとのお言葉をいただきホッとしております(笑)
今からおふたりのご結婚式が楽しみで仕方がありません!!

 

こんなやりとりが打ち合わせの最高の形だとおもっています!

 

…さて、

とりあえず進行表や撮影指示書は置いて、お茶でも飲みながら、まずおふたりの出会いから聞かせてもらってもいいですか?

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